楽しくプログラミングが学べる!?「Scratch(スクラッチ)」を体験しよう!

楽しくプログラミングが学べる!?「Scratch(スクラッチ)」を体験しよう!
(最終更新:2019年10月25日)

手軽に楽しくプログラミングに入門できるツールとして、「Scratch(スクラッチ)」が話題になっています。

海外の子供たちにも広く利用されているとのことなんですが、どういったものなんでしょうか。

今回は、この「Scratch」について、まとめていきたいと思います。

 

 

こんにちは!

キッズプログラミング、エンジニア兼ライターのgmagmaです。

 

今回のテーマは「Scratch」。

 

噂には聞いていて、「おもしろそうだなー」と思ってはいたんですが、なんやかんやで始めて体験してみるので、とってもドキドキしてます!

 

今回は以下の内容をお伝えします。

 

Scratch(スクラッチ)とは?

Scratchを使えば、
自由にインタラクティブストーリーや
ゲーム、アニメーションを作ることができます。
さらに、できあがった作品は
オンラインコミュニティで他の人と共有できます。
出典:『Scratchについて』(https://scratch.mit.edu/about)

Scratchは、手軽にプログラミングを学べるツールです。

厳密に表現すると、「プログラミング言語学習環境」。

ブラウザ上で、かつ無料で利用できるため、今すぐ体験してみることが可能ですよ。

公式サイトはこちら(https://scratch.mit.edu)

特に8歳から16歳向けにデザインされているとのことですが、何か制限があるわけでもないので、子どもから大人まで、幅広い年代の人々に利用されています。

開発しているのは、MIT(米国マサチューセッツ工科大学)内に設置されている、MITラボという研究所です。

Scratchは、若者が

  • クリエイティブに(創造的に)考えること
  • 体系的に判断する(系統立てて論理的に考える)こと
  • 協力・強調して作業すること

この3つを学ぶことをサポートできるように設計されています。

プログラミングは、まさしく創造力と論理的思考力を磨くにピッタリの分野だと思いますが、それに加えて、「協力・協調」が掲げられていますね。

Scratchでは、自分が作ったものを世界中に公開したり、誰かとプロジェクトを共有して、一緒に開発できる機能があります。

単に個としての能力を伸ばすだけでなく、仲間とコミュニケーションしながら良いものを作っていく力を養う、Scratchは、MITラボが目指している、そんな理念に沿って作られているということですね。

「プログラミング学習」というと難しそうですが、Scratchは以下の点で、子どもやプログラミングに苦手意識がある人が入門しやすいツールになっています。

  • 「可愛いイラストを動かす」というように、結果を視覚的に確認できる。
  • 日本語のブロックを組み合わせてプログラムを作るため、シンプルでわかりやすい。
  • プログラムを「書く」のではなく、パーツをドラッグ&ドロップで「くっつけていく」ため、マウスさえ使えれば簡単に操作できる。
  • 映像チュートリアルの内容が非常に充実している。

これらについては、後の項で、実際に体験しながら紹介していきたいと思います。

なぜ話題になってるの?

Scratchは40以上の言語に対応しており、150以上の国と地域で利用されています。

国内では、近年のプログラミングの流行もさることながら、2020年の「プログラミング教育必修化」が大きく影響して、関心が高まっているようです。

必修化の内容については、こちらの記事で解説していますので、よろしければご覧ください。

上述の理由で、子どもが始めるハードルが非常に低いため、教材としてうってつけ、というわけですね。

実際、政府が運営している「未来の学びコンソーシアム」でも、教材として紹介されており、必修化の中で、学校で実際に触れることになるお子さまも増えてくることが予想されます。

ちなみに、「全小学生がScratchをやる」というわけではないです。

プログラミング教育必修化において、具体的な実施内容は各現場に任されているようなので、「Scratchを採用する」学校も出てくるかも、という感じです。

実際にやってみよう

実際に公式サイトからScratchを触ってみたいと思います!

全体的にポップなデザインですね。

アカウントを作成してサインインすると、プロジェクトを保存・共有したり、他人のプロジェクトにコメントしたりといったことができるようになります。

アカウントを作成しなくても、プロジェクトを作成して動かすことは可能です。

「見る」メニューを選ぶと、世界中のScratch作品を見ることができます。

どれも面白そうな作品ばかりです。

ここまで色んなものが作れるのか…と、筆者もびっくりしてしまいました。

「アイデア」メニューを選ぶと、様々な操作チュートリアルを見ることができます。

動画がメインなのが特徴的ですね。子どもに教えるには、文章の羅列ではなく、実際に使っている画面を見せる方がわかりやすいでしょうから。このあたりにも、徹底して工夫がされている、という印象です。

「作る」メニューを選ぶと、新しいプロジェクトが作成されます。

画面左側にある「動き」「見た目」といったパーツを、真ん中の広いパレット部分にドラッグ&ドロップしていきます。

ブロック同士を組み合わせることで、プログラムが出来上がるわけです。

組み合わせたプログラムを実行することで、右上の猫ちゃんがそのとおりの動きをします。

こんな感じで、条件分岐や繰り返しも実現できます。

このプログラム、”hoge”の値を始めに自由に設定できます。
“0”とか”1″とかに設定すると、猫が毎回ピッチを挙げながら、約50回鳴き声を上げ続けるという生産性ゼロのプログラムが始まります。

見た目は日本語のブロック遊びみたいですが、結構本格的なんですね。

猫ちゃんのような一つ一つのキャラクターや物体は、「スプライト」と呼ばれていて、たくさんの種類があります。

それぞれのスプライトに対して、こうしたプログラムを作ってあげて、独立して動かすことが可能です。

これにより、アニメーションやゲームを実現できるわけですね。

「座標」や「変数」といった概念は、ある程度学ぶ必要がありますが、直感的にプログラミングを理解するには、とても楽しくわかりやすいツールだと感じました。

まとめ

Scratchは、手軽にプログラミングを学べるだけでなく、世界に発信したり、誰かと協力して作ったり、といった、これからの社会においてとても大切なスキルを習得することができるツールと言って良いでしょう。

子どもにScratchを体験させてみることで、とても大きな刺激を得られるかもしれませんね。

とはいえ、ただやらせてみるだけだと、「チュートリアル通りのことをやっておしまい」ということにもなりかねません。

家族の方々も一緒になって、アイデアを出し合いながら、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら、学んでいくことが重要そうですね。

皆さまもぜひ、試してみてください!

以上、最近話題の「Scratch」に関するまとめでした。